Introduction:紹介

辰己博実 (たつみひろみ)
昭和52年7月12日生まれ
徳島県出身 北海道在住

2008年3月にスノーボードでキッカーを飛んでランディングミス、背中から落ちて背骨を脱臼骨折、脊髄を損傷して両足が動かなくなり車椅子生活になる。



Message:メッセージ

私は、中途障害者(生まれ持った障害では無い)なので、今まで自分が経験したアウトドアスポーツの経験があるので同じようにやりたいと自然に考えるようになったのですが、やってみるまで出来るかどうかわからず躊躇する事もありました。
生まれ持った障害のある方やアウトドアスポーツをやった事がない中途障害のある方が、アウトドアスポーツを始めるのはいろんな人と話した結果、かなり敷居が高いように感じています。
私が色々な場に出て行き活動を知って貰う事によって「こんな人がいるなら自分もやってみよう」「自分でも出来るかもしれない」と思ってもらえれば最高だし、そんなみんなとフィールドで一緒に笑えれば最高だと思って活動しています。
その中で競技の世界に入る人がいて一緒に競える人が出てきて欲しいし、私は自分が一番だと思ってないので、もっと出来る人はいるはずだからそんな人が出てくれば自分のモチベーションにもなるしもっと高められるはずだと思います。

チェアスキー チェアスノーボード

2009年1月:チェアスキーを始めて今年で4年目
2011年1月チェアスノーボードのテストを始める。
2011年9月:Skier&Snowboarder's Magazine 「Fall Line」に掲載。
2011年12月GENTEMSTICK (ゲンテンスティック)より発売されたDVD THE SPRING SESSIONに出演。 GENTEMSTIC PHILOSOPHY BOOK に掲載。
ニセコ100年ヒラフ50年に掲載。
2012年-2013年にかけNHK道徳ドキュメントの撮影、2013年1月に放送。
2012年11月Patagoniaブログ「クリーネストライン」に掲載。
2013年:アメリカ マウントバチュラーで開催されたダークセンダービーのチェアスキー部門3位。
大会の様子はPatagoniaブログ「クリーネストライン」に掲載。
2014年:グランヒラフメインビジュアルポスター起用。
2014年10月30日:徳島県高志小学校にて人権教育講演。
2014年12月:ダークセンダービー出場、チェアスキー部門2位
大会の様子はPatagoniaブログ「クリーネストライン」に掲載。
2015年10月:Skier&Snowboarder's Magazine 「Fall Line Patagonia号」に特集される。
2015年12月:スキージャーナル 「Last Frontier」に特集される。
2015年12月:アメリカ マウントバチュラーで開催されたダークセンダービー、チェアスキー部門 優勝
2017年12月:ダークセンダービー10 チェアスキー部門2位
2017年12月:ダークセンダービー10フィルムフェスト チェアスキー部門1位

パラカヌー カヤック

2008年退院後からカヤック再開。
2011年夏:ラフトボートを使った幼児から年配の方ハンディキャップのある人も楽しめるアウトドア体験を目指して「YouteiOutodoor (ヨウテイアウトドア)」を妻と2人で始める。
2012年、2013年:パラカヌースプリントTAクラス日本代表。
2012年5月:ポーランドで行われたパラカヌースプリント世界大会TAクラス10位
2012年9月:モンベル会報誌「OUTWARD ?57」モンベルクラブファンドに掲載。
2014年:パラカヌースプリント海外派遣選考会 優勝 日本代表。
2015年3月:パラカヌースプリント海外派遣選考会 2位 日本代表。 (4年連続日本代表入り)
2015年8月:イタリア、ミラノで行われるパラカヌースプリントワールドカップ(ブラジル、リオデジャネイロパラリンピック1次予選)に出場。
2016年3月:2016年3月8日23時20分からのNHK総合【Sportsプラス】にて全国放送が決定。
2016年3月:パラカヌースプリント海外派遣選考会 優勝
2016年5月:地元、徳島県の情報誌「徳島人」6月号に掲載。内容はこちら(ブログ)からご覧ください。
2017年3月:パラカヌースプリント海外派遣選考会 2種目 優勝
自己最新記録を出し日本代表に選ばれたものの、海外派遣の参加資格を獲得する事は出来ませんでした。
2017年9月:パラカヌースプリント日本選手権 ・KL2 優勝 ・VL2 2位
2017年11月:パラカヌースプリントアジア選手権大会タイ ・KL2 3位 ・VL2 優勝
2018年3月:パラカヌースプリント海外派遣選考会 ・KL2 優勝 ・VL2 優勝
2018年度海外派遣選手、強化指定選手、日本代表選手
2018年5月:ハンガリー ワールドカップ:KL3セミファイナル敗退 VL3予選敗退
2018年8月:ポルトガル 世界選手権:KL3セミファイナル敗退 VL3セミファイナル敗退
2018年9月テス・エンジニアリングへ2020パラリンピックを目指すアスリートとして入社
2018年10月:ウズベキスタン アジア選手権:KL3 9位 VL3 3位
2019年3月:パラカヌースプリント海外派遣選考会 KL3優勝 VL3優勝
2019年5月:パラカヌースプリント ポーランドワールドカップ KL2 Bファイナル2位 VL2 セミファイナル敗退
2021年3月:パラカヌースプリント海外派遣選考会 KL2優勝 VL3 2位
2021年5月:パラカヌースプリント ハンガリーワールドカップ KL2 Aファイナル9位 VL3セミファイナル敗退
2021年7月:パラカヌースプリント東京2020パラリンピック KL2出場決定
2021年9月:パラカヌースプリント東京2020パラリンピック KL2出場11位
2022年3月:パラカヌースプリント、アジアパラリンピック予選タイ、KL2、3位。2022アジアパラリンピック出場権獲得
2022年8月:パラカヌースプリント、世界選手権カナダ、KL2、8位入賞。VL3、Bファイナル9位
2022年10月:中国開催(予定)アジアパラリンピック、2023年に延期


Gallery:フォトギャラリー

パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

Photo:提供:徳島新聞社
パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

Photo:提供:徳島新聞社
パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

Hiromi Tatsumi
パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

パラカヌースプリント東京2020パラリンピック

Hiromi Tatsumi
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
パラカヌー日本代表

Para kanoe

Hiromi Tatsumi
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
ヨウテイアウトドア

Youtei Outdoor Niseko

Hiromi Tatsumi
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
サーフィン

Surfing

Hiromi Tatsumi
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
カヤック

Kayak

Hiromi Tatsumi
サーフィン

Surfing

Photo:Katsuhide FUJIO
サーフィン

Surfing

Photo:Katsuhide FUJIO
サーフィン

Surfing

Photo:Katsuhide FUJIO
吉野川 小歩危曲り戸

吉野川 小歩危曲り戸

Hiromi Tatsumi
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Rip Zinger
サーフィン

Surfing

Hiromi Tatsumi
ロゴ
豊平川カヤック

豊平川カヤック

Photo:Naoki Fujimura
豊平川カヤック

豊平川カヤック

Photo:Naoki Fujimura
四国サーフカヤック

四国サーフカヤック

Hiromi Tatsumi
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
チェアスノーボード

Chair snowboard

Photo:Naoki Fujimura
辰己博実プロフィール

Portrait

Photo:Naoki Fujimura

2014-15ニセコメインビジュアル

Photo:Naoki Fujimura


チェアスノーボード挿絵

“不便はあるが、不自由ではない”

雑誌Fall Lineより

History:経歴

怪我をする前は、冬はニセコでバックカントリーガイド、夏は四国吉野川(素猿)と北海道尻別川でラフティングガイドとセーフティカヤックの仕事をしていました。  現在も夏はカヤックに乗り、海や川で波乗りやダウンリバーを楽しんでいます。
最初にニセコに来たのは、18歳の冬に会社の同僚と来たのが初めてでした。  そのときニセコの雪を滑り「こんな雪があるんだ」と知りました。
その後会社を辞め、ニセコの雪が忘れられず1998-1999シーズンに始めて篭りスノーボード漬けの生活が始まる。  1999年夏にはニュージーランドへ滑りに行き、雪を三ヶ月堪能した後、オーストラリアに飛び1ヶ月間のサーフィン、その後またニセコに戻り,1999-2000シーズンもスノーボード漬けの生活を送る。  2000年シーズンが終わり、一度は社会人に戻ろうと就職するが、自分のやりたいことはこれじゃないと再確認して2003年春にニセコに戻る。この年の春、ラフティングの仕事を始めて、ガイド業で生活して行こうと自分のやりたいことが決まった。
夏はラフティング、冬は滑るだけの生活から、2005年シーズンから冬もガイドの仕事を始め、スキー、テレマークスキーも始めガイドとしての自分のベースが固まる。 2005年春には、子供も生まれ順調に人生を過ごしていたが、、、

2008年3月脊髄を損傷。いきなりどん底に落ちる。

4ヶ月の入院とリハビリの生活、その間にこれからの自分や家族のこれからの生活について色々考えるが、自分の生き方は変えられず、冬はチェアスキー、夏はカヤックの生活を続ける。
そんな生活を送る中で、友人たちや家族に支えられながら、自分の道を突き進む中で自分のやってることが特殊でみんなを驚かしていることに気付く。

「これからも自分を貫き、自分と同じような人たちに障害者だからってあきらめる事はない!障害があってもここまでできる!」って事を伝えて行き、希望を与えられるような人になりたい。

冬はチェアスキーでゲレンデパウダー滑ったり、友人の助けを借りてバックカントリー、夏はカヤックでダウンリバーやスポットプレイ、吉野川の大歩危、小歩危も下ることが出来るようになりその辺の上級者と同じレベルで山も川も海も楽しみながらスキルアップ出来ています。
もちろん、健常の上級者の人たちと。

2011年よりGENTEMSTICK (ゲンテンスティック)にスポンサードして頂いてチェアスノーボードのテストをさせて頂いています。  チェアとスノーボードの取り付け部分もゲンテンスティック代表玉井太郎さんと相談しながらテストを重ね、チタン製の金具を自作、テストしています。
2011年夏から年齢制限なく障害があっても楽しめるラフティング「YouteiOutodoor (ヨウテイアウトドア)」を始め、カヤックに乗ってお客さんをガイドして、小さなお子様連れの家族、カップル、障害のある方にも楽しんでいただいています。
2012年から始めたパラカヌースプリントの競技の世界でも、ポーランドワールドカップTAクラスで日本代表、世界大会で10位の記録を残し、2012年度から2015年度、日本代表です。
そのような活動の中で、2012-2013年にかけNHK道徳ドキュメントの撮影、1月に放送。  少し大げさかもしれないけど、自分のやってることが人を感動させ希望を与えることが出来、新しい可能性が広がると本気で思っています。

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電話:080-6075-9466

北海道ニセコで子供から大人まで楽しめる湧水の池ラフティング。詳しくはHPをご覧ください。

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